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S.A. PRUM WEHLENER SONNENUHR SPAT HALBTROCKEN 2001

考えながらドイツリースリングを飲むようになって、思ったことがある。

ドイツリースリングには、アルザスと比べるとわかりやすい美味しさではなく、少し気難しさがある。物静かな中に、すっと1本強い芯、またはピンと張り詰めた糸が通っている。
その背筋の伸びた緊張感が、時間をかけて解き放たれた時、心に染み入るような美味しさに変化し、最後まで気品を失わない。

そんな魅力的なドイツリースリングだが、なかなか私には心を許してくれない。特にMOSELはそう感じていたが、今回やっと非常に魅力的な1本に出会えた。




Weingut S.A. PLUM
WEHLE SONNENUHR RIESLING HALBTROCKEN 2001
alc.10.5% MOSEL


2001というところから想像したよりは、薄いゴールド。

香りは、熟したリンゴやフルーツコンポート。化学物質の香りや、時間の経過でシーファー香が出てくる。

味わいは、バナナや熟したメロンのような果実味。酸味はほどよく、苦味もある。残糖はかなり落ち、余韻にじんわりとべっこう飴のような甘さを感じる。

これは、美味しい!こんなドイツリースリングが飲んでみたかった。時間の経過と共に、キャラメルの余韻となる。

2日目は少し爽やかさが出て来て、レモンの砂糖漬けのニュアンス。余韻の甘みが、身体の中にじんわりと染み入る。派手さや強さではなく、ゆったりとした時間の中を静かに美しく染み込んでくる。







このワインはとても好き。同じ値段で、ブルゴーニュではとてもこうはいかない。今まで以上にドイツリースリングに惹かれてしまった、そんな1本。
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買ってみようかな

ちょっと御無沙汰してしまいました。^^;
ドイツのリースリングはちょっと気難しいですか。でもおっしゃってる事、なんとなく解るような気がします。
「すっと1本強い芯、またはピンと張り詰めた糸」
「背筋の伸びた緊張感」
誰かさんもこんな事書いておられたような。これってリースリングの「酸」の事なんじゃないかな、って思います...アルザスのリースリングにないもの。
angeさんが「なかなか心を許してくれない」と感じられるのは、きっとモーゼルの酸がある意味で攻撃的、刺々しいところがあるからで、プファルツの酸は相対的に柔らかい面があるから、これまた相対的に取っ付き易く感じるのかもしれませんね。若い時期はともすれば排他的であった酸も、瓶熟によってこなれてくるとangeさんのツボにはまるということでしょうか。
このSAプリュムの2001年産半辛口、近所の高島屋で数ヶ月前から見かけて気になっていたのですが、美味しそうだから買ってみようかな(笑)。
そろそろ本格的にビョーキが進行しそうですね、とても楽しみです。(^^)v

Re: 買ってみようかな

こんにちは。

ドイツリースリングは、やはり酸が綺麗だと思います。
酸って、バランスを崩すと非常に難しい気がしています。

この暑さのせいか、クドいワインやアルコール度数が高いとちょっと飲めないんですよ~。
大好きなブルシャルも、古酒なら美味しいですが若い物はこの季節無理みたいです。
そうなると、余計にリースリングの優しさと清涼感が美味しく感じます。
冷やして美味しいところも、ドイツリースリングや日本の白ワインに手が伸びる原因かも
しれません。

この記事のワインは、本当に好みのタイプでした。若いとちょっと難しいように思える
モーゼルも、熟成によってこんなに変化するのだなーと思いました。
こういうドイツリースリングを探していました。
しかし、探すとなかなかないものですね(涙)

百貨店にこのワインあったのですか?いいな~、その百貨店。
こういうワイン、また飲みたいです♪

プロフィール

ange

Author:ange
ワインが大好きです。
特にシャンパーニュとブルゴーニュ好きです。
備忘録として、日々飲んだワインの感想を綴っています。

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